D様ご夫妻は結婚決まった頃から、自分たちが住まう新しい場所は新築してマイホームを建てることを夢見ていました。若い二人がそんなことができるのかな?そういった想いから始まったマイホームストーリー。 「何から始めたらいいのだろう?」まずぶつかった壁は高かったそうです。わからないながらに、ネットなどを使い調べて私たち山本建築工房へ相談に来てくれました。一番不安なのは「お金」のこと。当然そうだと思います。それでいてしっかりと話を聞いてじっくり考えたり質問をしてくれるご夫妻は真面目で優しい印象でした。「気になったお金のことは、お会いした日ではなく、別の日に時間を取って詳しく話をしてもらえたので、太陽光や省エネのランニングコストも理解できたのがよかったです。」そういって家づくりは暮らしづくり、暮らしづくりとお金のバランスについて学ぶことから二人の家づくりは始まりました。
「山本社長が私たちの質問にしっかりと答えをくれたので安心できました。」「もっと話聞きたいなと思えた」そういってくれたご夫妻と少しずつ勉強をして家づくりをしていきました。[お金の考え方][住宅ローンと補助金について][耐震について][断熱気密と光熱費について]と一つ一つを考えていく中で、ご夫妻が医療関係ということもあり「健康的に永く住まうことができる」部分にとても共感いただき、会う度にお互いのことをたくさん話し合いました。 住み始めてからも「家と健康」について興味がどんどん湧いてきたそうで、今でも私たちの勉強会に参加していただいたりしているそうです。それは「家を建てる前に聞いていたことを住んでから実感できたことがすごい嬉しかった」という経験からだそうです。
旦那様の趣味は自転車で、玄関には自転車を置いておくスペースを確保。良く玄関先で自転車のメンテナンスをしているそうです。いくらぐらいですか?そう聞くと「内緒です…」とちょっと奥さんに申し訳なさそうだったり、、、 それでも、暮らす家が省エネで「家族のための時間やお金の余裕ができたのがよかった」とのこと。
良く夫婦揃って、ゴロンっと床に寝転がってくつろぐそうで、「無垢床にこだわってよかったです。」「すごい気持ちいいんです。」と喜んでいただいています。いつも家に帰るのが楽しみになるぐらい、居心地のいい場所だと言ってもらえたのは作り手として最高の幸せです。
リビングには、一際目を引く襖が。伝統工芸職人さんによる木工造作の襖です。「これにはこだわりました!」と一番のお気に入りだそうで、白い壁に木の意匠、観葉植物と少ないものでセンスの良さを表現されていました。 設計では、日の入り方を考えて設計をしたのでこの窓から心地いい光が降り注ぎます。無垢床の優しさも相まって、本当に気持ち良さそうにゴロンと寝転がっていました。
・竣工2018年
・構造木造在来+SW工法(LIXILスーパーウォール工法)
・敷地面積190.37㎡
・延べ床面積132.49㎡
・住宅性能(UA値)0.56W/㎡K
・住宅性能(C値)0.26㎠/㎡
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