自然素材に
囲まれて暮らす
日本は昔からその地域で取れる、無垢の木や、土、水、石などを使って家づくりをしてきました。それは、地域の気候風土に合い、手入れをすれば長く快適に暮らすことのできる家でした。戦後の家づくりでは、新建材という石油製品が主軸の家づくりとなり、大きく暮らしも変わりました。そもそも、自然素材と新建材ではどういった違いがあるのでしょうか?
今の日本の家づくりは、省エネ化が進むと同時に高気密高断熱化が進んでいます。密閉された部屋での暮らしが当たり前になる中、その部屋の仕上げ材が化学物質を放出し続けるものばかりでつくってしまうと、人の健康に影響があると言われています。2人に1人がアレルギーと言われている現代で、部屋の空気環境が大きな問題です。
お客様の声で一番多くご意見いただくのが「空気が違う」ということ。一度体感すると違いに気づくはず。
自然素材はアレルギーの基になるハウスダストやカビやダニを抑制することができます。
自然素材は呼吸する素材なので、家の中の湿気を調湿してくれます。なので一年を通して快適に。
どこか心を落ち着かせてくれる。見るもの触れるものが優しいことは家族にとって大切だと思います。
自然素材で一番ポピュラーな無垢材の床や壁は、触れると温かくて優しい素材です。
無垢の木は、香りが良く、その香りは人の心を落ち着かせる効果が実証されています。
自然素材は、吸音する効果もあるので、高気密な部屋の中でも音が響きにくくはなります。
心地いいと思える家であれば、自然と家族が集い、家族の会話が増えると考えています。
スイスで300年以上変わらない伝統製法で作られているスイス漆喰カルクウォールは、天然100%の漆喰です。漆喰の中でも高級な質感と圧倒的な白さがあるだけでなく、カフェ風やインダストリアルデザインなどどんなインテリアにも似合うのが嬉しい素材。効果として、「調湿性」があり年中を通して過ごしやすい空間になるだけでなく「殺菌効果」が強く、健康な住まいにしてくれます。
記す家は無垢床をオススメしていますが、そこに塗るのがドイツで生まれた世界で初めて作られた自然塗料リボス自然健康塗料です。安全性が高く、仕上がりも手触りよく、木の風合いを保つことができます。ドイツに足を運んで選んできた世界最高級品の自然塗料です。
日本の家の外壁に多く使われているサイディングは、安くて扱いやすい材料ではありますが、時間と共に劣化をしていく素材でもあります。街並みを好きになってほしいという想いから、無垢の木を使った、いつまでも飽きのこない木の外壁をオススメしています。耐火性にも優れているので、火災が起きても安心な素材です。
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