家を建てる際の資金計画において「住宅ローン」について知ることは必須項目になります。
そこで今回は、住宅ローンの基本的な知識とイメージについてお話をしたいと思います。
まず、住宅ローンを借金と考えてしまうとものすごく不安になりますよね。
でも安心してください!!住宅ローンを借りた際にかかってくる「金利」が現在はとても低く、これから家を建てる人にとっては良い時期でもあります。
ちなみに住宅ローンにはどんな種類があるかというと、借入利率が変動する金利タイプの「変動金利型」、一定期間の借入利率を固定する金利タイプの「固定金利型」や、銀行ごとに特約がついたりと種類は様々です。(フラット35という名前など聞いたことはありませんか?)
ちなみに、金利は少し前だと8%、10%といった金利が普通でしたが現在は「1%」を切るような状態です。(とっても安い!!)
また、住宅ローンを借りている方対象に住宅ローン減税や住まい給付金といった様々な優遇施策が国から打ち出されています。さらに住宅ローンには借りた方に万が一が起きた場合に残された家族がローン残額を払わなくてもいい死亡保障等もあるのです。
このような点から住宅ローン=「借金」ではなく
住宅ローン=「投資」と考えられる!
いまいちピンっとこない!?そうですよね。
この投資と捉えるには、「良い家」を建てる必要があります。
私たちが考える良い家とは「生涯住居費」が安いということです。
健康でふつうに永く住まうことのできる家です。
※生涯住居費とは
住宅を建てる際にかかる費用(土地・建築・諸経費)だけで考えるのではなく、日々の水光熱費や、10年20年と住んでいく中で必要になってくる補修費など家に関わる支出のことを合わせたことを言います。
つまり、資産性の高い家を低金利で建てることができれば
自分や子供、そのまた子供の世代まで受け継いでいくことのできる「資産」になるのです。
家づくりや住宅ローンはそういった、資産をつくることができる「投資」になるのです。
なお住宅ローンにおいて月々の返済を考える時は、先述の中にもあった光熱費を一緒に計算して考えるとよりリアルな数字が見えてきます。
ちなみに、、、私たちの建てる記す家は、住宅性能を上げることにより月々の光熱費を大幅に削減しています。住宅ローンと光熱費を合わせて考えることで月々の無理なく返済できる金額が増えたり貯蓄にまわせるお金が増えてくるのです!!
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そして、家づくりの資金計画を行い、家づくりのお金がある程度見えてくると住宅ローンで希望の金額が借入できるかを審査してもらいます。
資金計画の中でも一般的なシミュレーションソフトを使い、借入できる額を確認は行いますが、実際借りることが出来るかどうかは金融機関の審査によります。
住宅ローンを借りる事はほとんどの方が初めてのことになります。
お金を借りることに当たってに知識が不足した、「わからない」という状態のまま金融機関の説明を受けると、専門用語が飛び交い、何もわからず最後の手続きが終わったということになるやもしれません。
そのため、当社では安心して手続きを進めていただけるように事前に住宅ローンについての詳しい説明と手続きの際は可能な限り金融機関へお客様とご一緒にお伺いします。
一般的な住宅ローン手続きの流れがこちらになります。
☆まず住宅ローンを借り入れする金融機関から選定していくことになります。
金融機関を選ぶ条件としては金利種類、金利額、優遇施策、保証料額等いろいろあります。
一番大きい所では金利の種類と額になります。その他にもお客様に合った優遇施策等を踏まえて一緒に検討します。
☆金融機関が決まるとまず、事前審査(仮審査)を受けます。
これを受けることで自分の借入できる金額や必要な諸費用の金額がわかります。
1週間程で審査結果が出ますので、その結果を踏まえて再度資金計画を行います。
☆資金計画が決まり建築の契約、土地の契約を行った後に再度金融機関で審査(本審査)を行います。
この本審査を通れば住宅ローンで借りることが出来るお金が決まり、あとはローンの契約、実行(決済)、返済開始となります。
資金計画
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事前審査
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資金計画(再度)
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建築契約、土地売買契約
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本審査
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住宅ローン契約
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住宅ローン実行
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住宅ローン返済開始
住宅ローンの本審査が通るまではお金に対しての不安が残りますが、これを乗り越えると家づくりが楽しくなってくるという声をよく聞きます。まずは、より詳しく家づくりとお金の関係性について学ぶことから始めてみてください。